ぼくはたこ 糸を繰るのが君だからつい遠くまで飛びたくなって 眠れない夜の羊は赤い目で促す妄動インソムニアック 冬七夕 隠れ行事か曖昧な逢瀬の真相知らぬが仏 有楽町目指し下車した神谷町 異邦人かよ(カンジワカリマセン) ロッカーの前に落ちてた絶対正義 漫画「鬼平犯科帳」カバー 存在が発光中のサービスエリア 見送る高級煎茶百円也 一定を知らぬは水中社会にて進化途中な幼魚の呼吸 エラ呼吸慣れず咳き込み涙目で陸を求めてもがく世代だ 手のひらを通過してゆく鼻息が得意気新宿街角占者 ヒヨっ子の占い師には欠けがちなピヨっ子の逆毛愛しむ余裕 舞い上がる凧が速める鼓動のまま易々そうな僕を飛ばせて Copyright © 2003 Rie All Rights Reserved